フェスティバルを巡って夏を満喫 屋外イベントなら、7月が断然おすすめ。フィンランドの夏フェスは、「本当にこんなイベントがあるの?」と驚くものから、「これ以上に楽しいものはない!」と思えるものまでバラエティ豊かです。
たとえば、「妻運び世界選手権」ことユーコンカント。大人たちがパートナーを背負って障害物レースを駆け抜ける、まさに笑って楽しめるフィンランドならではの競技です。
音楽ファンには、ポリ・ジャズが海辺の街をクールな音楽の都に変え、イロサーリロック(ヨエンスー)、ルイスロック(トゥルク)、クオピオロック(クオピオ)などのロックフェスでは、国際的なヘッドライナーが湖畔や海辺の絶景を背景に登場します。タンゴマルッキナット(セイナヨキ)では、フィンランド人のタンゴへの情熱が伝わり、カウスティネン・フォーク音楽祭では、小さな村が世界のフォーク音楽の中心地に変わります。
アドベンチャー好きなら、世界一泥だらけで笑えるスポーツ体験「沼サッカー世界選手権」も見逃せません。オペラファンには、サヴォンリンナの古城で開催される伝統あるサヴォンリンナ・オペラフェスティバルがおすすめ。
ハンゴ・レガッタでは海の伝統と夏の社交が融合し(フィンランド版ハンプトンズのような雰囲気)、オウルのハイルオトで開催されるバットレ・フォルクでは究極のインディー音楽体験ができます。どのフェスティバルも、フィンランドの夏の魂の一面を映し出しています。